「介護(ケア)という仕事」は、とても『やりがい』がある「仕事」です。このことを上溝緑寿会で働く職員はどう思っているのか、そして上溝緑寿会はどう考えているのか、ぜひ最後までご覧ください。
上溝緑寿会は、10年以上働き続ける職員、産休、育休を経て働き続ける介護職員が年々増えています。一人ひとりの職員は「仕事」、「やりがい」についてどう思っているのか…職員の生の声をご紹介します。(相模原市高齢者福祉施設協議会が行った無記名のアンケートでの法人内各拠点職員の回答から抜粋しました。)
「親の介護をしてきた経験を仕事に生かせればと思ってはじめました。」
「入職前に見学させていただき、職員さんたちや建物の雰囲気に魅力を感じ、ここで働くことを希望しました。」
「自分が必要とされることにやりがいを感じる」
「転職であと20年働くために自分がやりたいことを考えて答えとして『福祉』があった」
「実習で指導してくれた先輩職員が、介護しているではなく、させていただいている、大切に思っているということが感じられ、その職員のようにその人の生活を支援させていただきたいと思った。」
「実習のとき、職員が楽しそうに仕事をしている姿が印象的だった。」
「若い時だけでなく、長く働くことができる職種と考え、選びました。」
「やってみたいことがたくさんあった中で、資格もとれるし、『やってみようかな〜』という軽い気持ちでした。親には反対されまくりでした。」
[ご利用者の皆様と関わると自分もそうであったように、人は多くの人から支えられ、支えかえすのだと感じます。」
「『ありがとう』や『あなたがいると明るくなる』や『これからもよろしくね』など温かい言葉を聞いたとき」
「ご利用者の状態が改善されたとき」
「安らかな看取りができたとき」
「ご利用者が自分との関わりで笑ったりしてくれることがうれしい」
「介護職でなければ、接する機会が少なかったと思う年代の方々(ご本人・ご家族)と関わることができる」
「最後まで看取ったとき。孤独死が多い中、ご家族に看取っていただき、そのことを支えたことにやりがいを感じる。」
「つらそうにしているご利用者のために、職員みんながどうしたらよいか考え、対応した後、その方が元気になったときに本当にうれしく思い、やりがいを感じます。」
「意思疎通のむずかしい利用者様に『ありがとう』という言葉をいただけた時や、笑顔をみることができた時に本当にこの仕事をしていて良かった、と心から思うことがあります。」
「法人理念にぶれがない。」
「福祉の仕事、認知症ケアの仕事は、張り合いを感じ、自分自身にも力をいただける職場だと思います。」
「子育てとの両立は正直大変ですが、職場の皆さんが応援してくれることが何よりも励みになります。」
「人間関係が良い。」
「職種に関係なく、ご利用者の支援について、なんでも『やってみよう!』と前向きに取り組む。」
「介護観について、先輩・後輩関係なく話すことができる職場環境があること」
「現場のチークワークの良さ」
「多くのご利用者、ご家族、また一緒に働くスタッフ、他の事業の方…さまざま方と交流し、多くのことを学ぶことができたので頑張れたと思います。これからも学びあえることが楽しみなので続けていきたいです。」
「相手の身になって考えてみる。たとえ認知症であっても、気持ちは通じ合えると思うので。」
「一人ひとりに人生の経験がたくさんあり、それに触れることができ、一緒に過ごせる時間がもてることは自分の人生にとっても充実したものになると思う。」
「ご利用者の方々からの笑顔とありがとうの言葉に支えられて、この仕事、続けて来られたと思います。」
「利用者様の笑顔です。」
「コスモスの方針に共感できたこと」
「上司の姿勢に学ぶことが多いです。」
「困ったときやわからないことがあるときに相談に乗ってくれる仲間がいたこと」
「果てしなく奥が深い介護の世界、いろいろな方との出会いは楽しいです。」
「仕事の仲間に支えられた。」
「ケアの仕事は『未来』を創ります。人生の先輩の『生き様』を後に続く『未来』の世代に引き継いでいく仕事です。」
「意思疎通のむずかしいご利用者様から『ありがとう』という言葉をいただけた時など、本当にこの仕事をしてよかったと思います。もっと多くの方に認知症ケアのことを知ってほしいです。」
「老人は国の宝」
「縦と横、幅のある人間関係をリアルに持とう。」
「若いからこそ、高齢者の方と接し、時には『死』というものを身近に感じてほしい。」
「『介護なんて大変』や『ボケた人は大変でしょ』と聞いたり、イメージもあるかと思うけれど、『仕事』はどんな仕事でも大変であるし、認知症の方との関わりは難しいけれど、うれしいこと・楽しいこと・感動することもたくさんあります。」
「認知症に対する正しい理解をもってもらいたい」
「人との関わりのある仕事は、ひとりよがりではできないけれど、『生きる』ことを支えることは、自分の生きる道への教訓をいろいろ見せてくれます。」
「高齢者を好きになってほしい。認知症を知ってください。新しい発見がありますよ。」
どのような仕事にも魅力はあると思いますが、その中でも「介護」の仕事には「やりがい」に直結する大きな魅力があると私たちは思っています。その魅力とは「人に関わる、チームで関わる」ということです。
「人に関わる、チームで関わる」というと、他のホスピタリティビジネスの魅力とも同様に思えますが、ご利用者の人生の一場面に直接・継続して関わるという点が、ホスピタリティビジネスとは大きく違います。
特に高齢者の皆様は、「先に生きている」という意味で、私たちの「先生」です。その「先生」たちの生活を支え、人生の最後を幸せにする可能性をもつ仕事…それが「介護」だと私たちは思います。
どんな仕事でも、「すぐに」一人前にはなれるわけではありません。「知識」「技術」…「心・技・体」の充実が必要です。人との永遠の別れの場に立ち会うこともあります。
そのために「チーム」があります。「介護」はチームで行う「仕事」です。介護、看護、相談、栄養、調理…さまざまな専門職がご利用者を真ん中に、チームで「介護」します。チームのメンバーはその中で、一歩一歩、成長していきます。
上溝緑寿会は、1996年のコスモスセンター開設以来、この「人に関わる、チームで関わる」ことをとても大切に考えてきました。そのために、職員それぞれの「個性」や「専門性」、「経験」を尊重し合える職場づくりを進めてきました。
一人ひとりの職員は「財産」=「人財」です。「高齢者介護」を取り巻く現状は、大変厳しくなっていますが、「人財」は、どんなに厳しい経営環境になっても大切にしていきたい、そのための仕事の組み立てや仕組みをつねに考え、更新し続けていきたいと上溝緑寿会は考えます。
いろいろな経験や得意なこと、個性をもった職員が集まってこそ、十人十色のご利用者様をチームで介護、支援することができます。「高齢者介護」の仕事に興味をお持ちであれば、私たちの実践の現場をご覧ください。お待ちしています。
お問い合わせ、見学のご希望は総務(担当木村) 042−768−1801(コスモスセンター)まで
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